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ラスベガスゴルフとは?ルール・点数計算と遊び方をコーチが解説

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ルーフ|ゴルフコーチ・ゴルフWebライター
ゴルフ歴20年超・ベストスコア67。小2からゴルフスクールに通い、中学〜大学はゴルフ部。大学時代はゴルフショップとゴルフスクールで勤務しました。

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公開日:2026年10月2日/最終更新日:2026年10月2日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:ラスベガスゴルフとは、4人が2人1組に分かれ、ペア2人のスコアを「少ない打数を十の位、多い打数を一の位」に並べた2桁の数字で比べ、その差をポイントとして競うゴルフの遊び方です。

ゴルフ規則に定められた正式な競技形式ではなく、同伴者どうしで決めて楽しむプライベートゲームです。そのため細かいルールはグループごとに異なり、スタート前に全員で取り決めを確認しておくことが、揉めずに楽しむいちばんのコツです。

📋 この記事でわかること

「コンペや仲間内のラウンドでラスベガスをやろうと言われたけれど、計算方法がよくわからない」とお困りではありませんか?

  • ラスベガスゴルフの意味と、ゴルフ規則上の位置づけ
  • 2桁の数字を作る点数計算の手順と具体的な計算例
  • チーム分けの方法とバーディー時などのローカルルール
  • オリンピック・ニアピン・ドラコンとの違い
  • お金を賭けてはいけない理由などの注意点

読み終えるころには、スコアカードを渡されてもその場で計算でき、100切りの練習にもつながる遊び方がわかります。

💬 この記事の書き方について

私はゴルフ部での競技経験と、ゴルフスクール・ゴルフショップでの勤務経験をもとに、現在はコーチとして100切りを目指す方のスコア作りを手伝っています。ラスベガスは公式ルールのないゲームなので、本記事ではゴルフ規則や法令の公開情報で確認できることと、私のゴルフ経験に基づく見解を分けて書いています。ローカルルールは地域やグループによって差がある点をご了承ください。

ラスベガスゴルフとは?4人で競うチームゲームの基本

📌 この章のポイント

ラスベガスは「名前は聞くけれど中身は知らない」ゴルフゲームの代表格です。まずは仕組みの全体像と、ゴルフ規則との関係、始める前の準備を押さえましょう。

ラスベガスゴルフとは?スコアを2桁の数字にして競う遊び方

🔍 ラスベガスゴルフの定義

ラスベガスゴルフとは、4人が2人1組のチームを作り、各ホールでペア2人の打数を2桁の数字に並べ、その数字が小さいチームが差の分だけポイントを得るゴルフのゲームです。

たとえば自分が4打、パートナーが5打なら、チームの数字は「45」。相手チームが5打と6打なら「56」。差の11がこちらのチームのポイントになります。1ホールごとに勝負がつくので、スコアの良し悪しにかかわらず最後まで盛り上がりやすいのが特徴です。

なお、「ラスベガス」というゲーム名の由来については、信頼できる資料で確認できませんでした。

ゴルフ規則に定められた正式な競技形式ではない

⚖️ ゴルフ規則との関係

日本ゴルフ協会(JGA)が公開しているゴルフ規則には、個人のストロークプレー・マッチプレーのほか、規則21でステーブルフォードなどの方式、規則22でフォアサム、規則23でフォアボールが定められています。ラスベガスはこれらに含まれない、同伴者間の取り決めによるゲームです。

つまり、ゲームとしての点数とは別に、各自のスコアは通常どおり規則に沿って数える必要があります。1打1打を正しく数える基本はグロススコアの数え方で確認できます。

💡 コーチとしての考え

私は、正式なスコアとゲームの点数をはっきり切り分けることをおすすめしています。ゲームを盛り上げるために「OK」や打ち直しを甘くすると、肝心の自分のスコアが実力より良く記録され、上達の目安が狂ってしまうからです。スコアカードには実際の打数を書き、ゲームの点数は別の欄で管理しましょう。私は、スコアカードの空いている行にチームの数字とポイントを書き込み、本来の打数の欄とは混ぜない運用をすすめています。

ラスベガスに必要な人数と準備するもの

📋 始める前の準備

項目内容
人数4人(2人×2チーム)
道具スコアカード、ペン(ゲーム用の記録欄を作ると便利)
記録係計算に慣れた人を1人決める
事前の取り決めチーム分け、ひっくり返しの有無、10打以上の扱い、打数の上限、ハンデの有無

4人のメンバーがそろえば道具は普段のラウンドと同じです。打数の数え間違いが心配な方は、スコアカウンターなどのラウンドに役立つゴルフグッズを使うと計算ミスを減らせます。4人での予約はゴルフ場予約サイトを使うと日程と料金を比べやすくなります。

ラスベガスのルールと点数計算の手順

📌 この章のポイント

ラスベガスで戸惑うのは、ほぼ計算の部分です。手順を4ステップに分け、具体例と図で「どこで点が大きく動くのか」まで確認していきます。

ラスベガスの点数計算は4ステップ

🔢 点数計算の手順

① ホールアウトしたら各自の打数を確定する
OBやペナルティも含めた正しい打数を出します。
② チームごとに2桁の数字を作る
ペア2人のうち少ない打数を十の位、多い打数を一の位に置きます(4打と5打なら「45」)。
③ 2チームの数字の差を出す
数字が小さいチームの勝ちで、差がそのホールのポイントです(45と56なら差は11)。同じ数字ならポイントの移動はありません。
④ 勝ったチームの2人にプラス、負けたチームの2人にマイナスを記録する
4人の合計は常に0になるので、最後に合計して0になれば計算ミスがないと確認できます。

計算例:1ホールで何ポイント動くか

🧮 ケース別の計算例

ケースAチームBチーム結果
基本4打・5打→455打・6打→56Aが11ポイント獲得
逆転5打・5打→554打・7打→47Bが8ポイント獲得
バーディーで反転3打・5打→355打・6打→65(反転)Aが30ポイント獲得
10打以上5打・10打→1055打・6打→56Bが49ポイント獲得

「反転」と「10打以上」は後述するローカルルールを採用した場合の例です。2つ目のケースのように、ベストスコアの人がいても相方が崩れると負けるのがラスベガスの面白さであり、怖さでもあります。

自分の打数別のチームの数字自分の打数でチームの数字はこう変わる条件:パートナー5打/10打以上は大きい方を十の位に置くルール自分4打45自分5打55自分6打56自分7打57自分8打58自分9打59自分10打1059打→10打の1打差で、59→105(+46)に跳ね上がる4打→9打の5打差では、45→59(+14)にとどまる出典:本記事のルール例に基づく当サイト計算(2026年10月2日)

チーム分けの3パターン

⚖️ チーム分けの方法

方法やり方特徴
固定ペア18ホール同じペアで戦う計算が最も簡単。実力差がそのまま出やすい
ローテーション6ホールごとにペアを入れ替える4人のペアの組み方は3通りなので、18ホールで全員と6ホールずつ組める
成績で組み替え前ホールの1位と4位、2位と3位がペアを組む実力差がならされ、毎ホール緊張感が続く

💡 私のおすすめ

メンバーの実力差が大きい組なら、ローテーションか成績での組み替えをおすすめします。固定ペアだと、上手な2人が組んだ時点で結果がほぼ見えてしまい、ゲームとして盛り上がりにくいからです。成績で組み替える方法は、前ホールで最も打数が多かった人が最も少なかった人と組むため、ハンデを計算しなくても実力差が自動的にならされます。ローテーションは全員が同じ6ホールずつ組むので、「誰と組んだから負けた」という不公平感が出にくいのが利点です。

バーディーの「ひっくり返し」と10打以上のローカルルール

⚠️ グループで差が出るルール

  • ひっくり返し:一方のチームがバーディーを取ると、相手チームの数字を「多い打数が十の位」に入れ替える(56→65)。大逆転が起きやすくなります。
  • 10打以上の扱い:どちらかが10打以上になったとき、多い打数を前に置いて3桁にする(5打と10打→105)方法や、打数の上限を決めて打ち切る方法があります。

どちらも採用の有無や細部がグループによって異なります。スタート前に全員で確認しておかないと、計算の場面で揉める原因になります。また、OBを含めた打数があいまいだと数字そのものが崩れるので、OBの打数の数え方は事前に押さえておきましょう。

他のゴルフゲームとの違いと向いている組

📌 この章のポイント

ラウンド中のゲームはラスベガス以外にもいくつかあります。何を競うゲームなのかを比べると、自分たちの組に合うかどうかが判断しやすくなります。

オリンピック・ニアピン・ドラコンとの比較

🆚 主なゴルフゲームの比較

ゲーム単位競う対象人数
ラスベガスチーム(2対2)ペア2人のホールスコア4人
オリンピック個人グリーン上のパット(カップインの順番など)人数を問わない
ニアピン個人パー3のティーショットのピンへの近さ人数を問わない
ドラコン個人指定ホールのティーショットの飛距離人数を問わない

ラスベガス以外はショットの一場面を切り取るゲームです。ホール全体のスコアを使うのはラスベガスだけなので、ゲームの結果が「スコアをまとめる力」を最も直接的に映します。

ラスベガスが向いている組・向いていない組

⭕ 向いている組

  • 気心の知れた4人で、ラウンドに適度な緊張感がほしい
  • 実力差があっても、チーム戦で全員に勝つチャンスを作りたい
  • 計算に慣れた人が1人以上いる

❌ 向いていない組

  • 初対面が多く、ルールのすり合わせに時間をかけられない
  • 全員がゴルフを始めたばかりで、打数の数え方に自信がない
  • 取引先との接待など、勝ち負けが場の空気に影響しやすい

接待の場では勝負より段取りや気配りが優先されます。接待ゴルフのマナーと流れもあわせて確認しておくと安心です。

100切りを目指す人がラスベガスで意識したいこと

📌 この章のポイント

ラスベガスはただの遊びではなく、100切りに必要な考え方をそのまま点数に置き換えたようなゲームです。コーチの視点から、ゲームを上達に結びつけるポイントをお伝えします。

コーチの目線:ラスベガスは大叩きを可視化するゲーム

🎓 ベスト67のコーチが見るラスベガス

私が100切りを目指す方に最初に伝えるのは、「バーディーを取ること」より「大叩きをしないこと」です。ゴルフ部やスクールで多くのスコアカードを見てきた実感として、100を切れない方のスコアは、毎ホールの小さなミスよりも数ホールの大叩きで崩れているケースが多いと感じています。

上の図のとおり、ラスベガスでは9打までは1打増えても数字が1しか増えませんが、10打を打った瞬間に3桁へ跳ね上がります。大叩き1回の重さを、点差という形で目に見えるようにしてくれるゲームだと私は考えています。100切りの全体像は100切り完全ロードマップで整理しています。

もう一つ、コーチとして見逃せないのが十の位の重みです。パートナーが8打を打ったホールでは、自分の打数が十の位になります。自分が5打なら58、6打なら68で、この1打は10ポイントの差になります。一方、パートナーが4打のホールで自分が5打か6打かは、45と46の1ポイント差にすぎません。同じ1打でも状況によって価値が10倍違う。これは「悪い流れのホールほど1打を大事にする」という100切りの考え方と同じだと私は捉えています。

ラスベガスで点を落とさない3つの判断

🧭 次のラウンドで試したい判断

  1. トラブルからは確実に出す:林やバンカーでは、グリーンを狙うより1打で安全な場所へ戻すことを優先します。
  2. ダブルボギーを上限と決める:「ダボで上がれば十分」と決めておくと、無理なショットが減ります。
  3. 相方が崩れたら自分は手堅く:パートナーが大きな打数になったホールでは、自分の打数が十の位になります。ここで攻めすぎないことが失点を防ぎます。

この3つはそのまま100切りのコースマネージメントの考え方です。大叩きの原因がショットの安定性にあると感じたら、ゴルフスクールで基礎を見直すのも一つの方法です。

ラスベガスで遊ぶ前に知っておきたい注意点

📌 この章のポイント

楽しいゲームでも、やり方を誤るとトラブルや法的なリスクにつながります。始める前に必ず確認しておきたい3つの注意点です。

お金を賭けると賭博罪にあたるおそれがある

⚠️ 金銭を賭けるのはやめましょう

刑法185条は賭博をした者を罰金または科料に処すると定めています。例外は「一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるとき」(刑法185条ただし書)に限られ、現金のやり取りは、少額であってもこの例外にあたらないと判断されるおそれがあります。ラスベガスはポイントの差がはっきり出るゲームだけに、金額に置き換えたくなる場面もありますが、ポイントは記録して楽しむだけにとどめましょう。

📝 法律に関する注記

本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、法的アドバイスを構成するものではありません。個別の法的問題については弁護士等の専門家にご相談ください。

計算に夢中になってプレーが遅れないようにする

❗ 進行への配慮

グリーン上で計算を始めると、後続の組を待たせてしまいます。計算は記録係1人が担当し、グリーンを離れてカート移動中や次のティーで行うのが基本です。ゲームのせいでプレーが遅れては本末転倒なので、迷ったら計算は後回しにしましょう。

初心者が萎縮しないためのルール調整

💡 初心者が入る組での工夫

初心者は自分の大叩きでパートナーに迷惑をかけることを気にしがちです。打数の上限(ダブルパーで打ち切りなど)を決める、ひっくり返しを採用しない、ローテーションでペアを替える、といった調整で負担はかなり軽くなります。たとえばパー4でダブルパー(8打)を上限にすれば、どれだけ崩れてもチームの数字は最大88で止まり、3桁の大差がつくことはありません。打ち直しを認めるマリガンの扱いもゲーム前に決めておきましょう。まだコースデビュー前の方は、初ラウンドまでの準備を先に整えるのがおすすめです。

ラスベガスゴルフのよくある質問

❓ Q1

ラスベガスゴルフは何人でできますか?

2人1組のチーム戦なので、基本は4人です。3人や5人では2対2が組めないため、オリンピックやニアピンなど人数を問わないゲームを選ぶのが現実的です。

❓ Q2

ハンデをつけて遊ぶことはできますか?

できます。各ホールのスコアからハンデ分を引いたネットスコアで2桁の数字を作る方法があります。どのホールで何打引くかは、スタート前に全員で合意しておきましょう。ハンデの出し方はハンディキャップの計算方法で解説しています。

❓ Q3

バーディーの「ひっくり返し」は必ず採用するルールですか?

必須ではありません。グループによって採用の有無が異なるローカルルールです。初心者が多い組では、まず基本ルールだけで遊び、慣れてから追加すると混乱を防げます。

❓ Q4

ラスベガスとオリンピックの違いは何ですか?

ラスベガスはチーム2人のホールスコアを比べるゲーム、オリンピックはグリーン上のパットを対象に個人でポイントを競うゲームです。評価する場面と単位がまったく違います。

❓ Q5

初心者が入っていても楽しめますか?

楽しめます。チーム戦なので上級者と組めば勝負になりますし、打数の上限やハンデを決めれば一方的な点差も防げます。計算役は慣れた人が担当すると進行がスムーズです。

❓ Q6

ポイントの精算にお金を使ってもいいですか?

おすすめしません。刑法185条は賭博を処罰の対象としており、金銭を賭けると違法となるおそれがあります。ポイントは記録して楽しむだけにとどめましょう。

まとめ:ラスベガスゴルフとは大叩きが勝敗を分けるチーム戦

🎯 この記事のまとめ

  • ラスベガスゴルフとは、ペア2人の打数を2桁の数字にして差をポイントで競う、4人のチームゲーム
  • 少ない打数が十の位、多い打数が一の位。数字が小さいチームの勝ち
  • ひっくり返しや10打以上の扱いはローカルルール。スタート前に全員で確認する
  • 9打までと10打では数字の跳ね方が大きく違い、大叩きの重さが点差に表れる
  • 金銭は賭けず、計算はプレーを止めないタイミングで行う

✅ ラスベガスを楽しめる人

  • 同伴者と程よい緊張感のあるラウンドをしたい
  • 大叩きを減らす意識を、ゲームを通じて身につけたい
  • ルールを事前にすり合わせる手間を惜しまない

❌ 今は見送ったほうがよい人

  • 打数の数え方にまだ自信がない
  • 自分のプレーに集中したいラウンドである
  • 勝ち負けが人間関係に影響しやすい場面である

🧭 次の一歩

次のラウンドでラスベガスを遊ぶなら、まずは基本ルールだけで、打数の上限を決めて始めてみてください。ゲームを終えたら、どのホールで点を失ったかを振り返ると、そのまま100切りの課題が見えてきます。

🎓 著者プロフィール

著者ルーフのプロフィール画像

ルーフ|ゴルフコーチ・ゴルフWebライター

幼い頃から父の影響でゴルフに触れ、小2からプロを目指してゴルフスクールに通いました。中学から大学までゴルフ部に所属し、大学時代はゴルフショップとゴルフスクールで勤務。大学卒業を節目にプロの道は諦め、現在は趣味ゴルファーとして、フリーランスのゴルフコーチ・ゴルフWebライターをしています。ゴルフ歴20年超、ベストスコアは67です。

この記事を書く理由:競技ゴルフとレッスン現場の両方でスコアの崩れ方を見てきた経験から、ゲームのルール解説にとどまらず、100切りに役立つ視点まで伝えられると考えています。

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📝 調査概要

  • 調査対象:ラスベガスゴルフのルール・点数計算方法、ゴルフ規則上の位置づけ、賭博に関する法令
  • 調査方法:公的機関・業界団体の公式サイト調査(e-Gov法令検索、日本ゴルフ協会)/著者の競技・レッスン・ショップ勤務経験に基づく知見
  • 調査実施日:2026年10月2日
  • 情報の限界:ラスベガスには統一された公式ルールがなく、ひっくり返しや10打以上の扱いなどはグループや地域によって異なります。本記事の計算例は一般的なルール例に基づくもので、すべてのローカルルールを網羅するものではありません。ゲーム名の由来は、信頼できる資料で確認できませんでした。
  • 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれません)

📚 参考文献・引用元

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月2日/最終更新日:2026年10月2日
※情報変更があった場合は随時更新します。