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🎓 この記事を書いた人
ルーフ|ゴルフWebライター・ゴルフコーチ
ゴルフ歴20年超・ベストスコア67。小2からプロを目指してスクールに通い、中学〜大学はゴルフ部で競技に打ち込みました。現在はフリーランスのゴルフコーチとして100切りを目指す方を指導しています。
公開日:2026年10月2日/最終更新日:2026年10月2日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 この記事の結論
結論:ボギーとは、ホールの基準打数(パー)より1打多くカップインすることです。パー4なら5打、パー3なら4打がボギーになります。
「ボギー=ミス」と感じている方は多いのですが、パー72のコースを全ホールボギーで回ればスコアは90。100切りを目指す段階では、ボギーは失敗ではなく合格点です。
📋 この記事でわかること
- ボギーの正確な意味と、パー3・4・5それぞれの打数
- バーディ・ダブルボギーなど関連用語との違い
- スコアカードでの書き方と、OBがあったときの数え方
- 公式に定義された「ボギーゴルファー」の実力の目安
- ボギーを基準にすると100切りがどれだけ現実的になるか
💬 なぜボギーの話から始めるのか
私は小学生の頃からプロを目指して競技を続け、現在はコーチとして100切りを目指す方を見ています。その経験から言えるのは、スコアが伸び悩む方ほど「パーを取れなかった」ことを数えてしまうということです。この記事では、用語としての正しい意味に加えて、ボギーを「目標」に置き換える考え方までお伝えします。
ルールやハンディキャップの定義は、USGA・R&Aなど公式機関の公開情報に基づいて記述しています。
ゴルフのボギーとは?意味と数え方の基本
🔍 まずは言葉の意味を正確に
スコアカードに「5」と書いたとき、それが良いのか悪いのかは、そのホールのパーによって変わります。まずはボギーの定義と、ホールごとの具体的な打数を押さえましょう。
ボギーとは「パーより1打多い打数」のこと
📌 ボギーの定義
ボギー(bogey)とは、ホールに設定された基準打数「パー」より1打多い打数でホールアウトすることです。スコアの表記では「+1」と表すこともあります。
パーはホールの長さに応じて3・4・5のいずれかに決められているため、ボギーになる打数もホールごとに変わります。パーそのものの決まり方はホールとパーの基本で詳しく解説しています。
パー3・パー4・パー5別のボギーの打数
📊 パー別・ボギーになる打数
| ホール | パーの打数 | ボギーの打数 | ボギーの典型的な流れ |
|---|---|---|---|
| パー3 | 3打 | 4打 | グリーンを外す→寄せ→2パット |
| パー4 | 4打 | 5打 | 3打目でグリーンに乗せて2パット |
| パー5 | 5打 | 6打 | 4打目でグリーンに乗せて2パット |
一般的なコースはパー3が4つ、パー4が10、パー5が4つの合計パー72です。全ホールをボギーで回ると72+18=90になります。パー70のコースなら全ホールボギーで88です(違いはパー70での100切りで解説)。
バーディ・ダブルボギーなど関連用語との違い
🆚 パーを基準にしたスコアの呼び方
| 呼び方 | パーとの差 | パー4での打数 |
|---|---|---|
| アルバトロス | −3 | 1打 |
| イーグル | −2 | 2打 |
| バーディ | −1 | 3打 |
| パー | ±0 | 4打 |
| ボギー | +1 | 5打 |
| ダブルボギー(ダボ) | +2 | 6打 |
| トリプルボギー(トリ) | +3 | 7打 |
ボギーより1打ずつ多くなるごとに「ダブル」「トリプル」と付きます。ラウンドの合計打数そのものはグロスと呼び、ホールごとのボギーやダボの積み重ねで決まります。
スコアカードでのボギーの書き方と数え方の注意点
🔍 「何打でボギーか」を間違えないために
ボギーの意味がわかっても、ペナルティが絡むと打数を数え間違えやすくなります。ここでは記録の付け方と、間違えやすい場面を整理します。
打数で書くか「+1」で書くか
📋 2種類の付け方
- 打数で書く:パー4でボギーなら「5」と書く。ゴルフ規則に沿った正式な付け方です。
- パーとの差で書く:パーを「0」として、ボギーなら「1」、ダボなら「2」と書く。仲間内のラウンドで広く使われている付け方です。
競技やコンペで提出するスコアカードには、各ホールの実際の打数を書くのが原則です(ゴルフ規則3.3b)。差で書く方式は自分の流れを把握するには便利ですが、提出前に打数へ直すことを忘れないでください。
💡 コーチとしてのおすすめ
100切りを目指す段階なら、私は「差で書く方式」を自分用のメモとして併用することをすすめています。「1」が並んでいれば合格、「3」以上が出たホールだけを振り返る、という見方ができるので、ラウンド後の反省が一気にシンプルになるからです。
OBやペナルティがあったときのボギーの数え方
⚠️ 罰打も打数に含める
OBは1打罰を加えて元の場所から打ち直すのが規則上の基本です(ゴルフ規則18.2)。パー4のティーショットがOBになると、打ち直しは「3打目」になります。
- 打ち直し(3打目)でグリーンに乗せ、1パット→5打=ボギー
- 打ち直し(3打目)でグリーンに乗せ、2パット→6打=ダブルボギー
OB後の打数計算や、プレーイング4(前進4打)の扱いはOBの数え方で詳しく解説しています。
📚 ルールを確認したい方へ
罰打の正式な扱いは、日本では日本ゴルフ協会(JGA)が発行するゴルフ規則が基準です。初心者向けの解説書との違いはルールブックの選び方にまとめています。
ボギーゴルファーとは?公式定義と実力の目安
🔍 「ボギーゴルファー」は俗語ではない
「ボギーゴルファー」は仲間内の言い回しだと思われがちですが、実は世界共通のハンディキャップ制度の中で正式に定義された言葉です。その数字から、ボギーが持つ本当の意味が見えてきます。
ボギーゴルファーはハンディキャップ約20の人
📌 WHS(世界ハンディキャップシステム)での定義
USGAとR&Aが運用する世界ハンディキャップシステムの規則では、ボギープレーヤーをハンディキャップインデックスが男性で約20.0、女性で約24.0の人と定義しています。
| モデルプレーヤー | ハンディキャップインデックス |
|---|---|
| スクラッチプレーヤー | 0.0 |
| ボギープレーヤー(男性) | 約20.0 |
| ボギープレーヤー(女性) | 約24.0 |
ハンディキャップの算出方法そのものはハンディキャップの計算方法で解説しています。
ボギーレーティングから見るボギーゴルファーの実際のスコア
📊 コース難易度は「ボギーの人」を基準に測られている
コースの難しさは、スクラッチプレーヤーの想定スコア(コースレーティング)と、ボギープレーヤーの想定スコア(ボギーレーティング)の差から算出されます。USGAの解説では、コースレーティング71.0・ボギーレーティング92.5のコースのスロープレーティングは116という例が示されています。
| USGAの例 | コースレーティング | ボギーレーティング | スロープレーティング |
|---|---|---|---|
| コースA | 71.0 | 92.5 | 116 |
| コースB | 71.0 | 95.5 | 132 |
出典:USGA「Course Rating vs. Slope Rating」(参照日:2026年10月2日)
💡 この数字から私が読み取ること
注目してほしいのは、「ボギープレーヤー」の想定スコアが、スクラッチの想定71.0より+21.5〜24.5打多い92.5〜95.5に置かれている点です。ハンディキャップ約20という数字より多く、全ホールボギーの計算を上回っています。つまり公式のモデルでさえ、ダブルボギーが何回か混ざる前提になっています。
競技をしていた頃の私も、調子が悪い日は「ボギーで止める」ことでスコアを崩さずに済みました。ボギーは上級者にとっても「崩れを止める防波堤」であり、初心者が目標にして恥ずかしいスコアではありません。
ボギーオン・ボギーペースなどの派生用語
📋 一緒に覚えたい言葉
- ボギーオン:パーより1打少ない打数でグリーンに乗せること(パー4なら3打目、パー5なら4打目でオン)。2パットで決めればボギーです。目安や上げ方は100切りに必要なボギーオン率で解説しています。
- ボギーペース:全ホールボギーで回るペースのこと。パー72なら前半45・後半45の計90が目安になります。
- ボギーゴルファー:前述のとおり、ハンディキャップ約20(男性)の人を指します。
- ネットダブルボギー:ハンディキャップ算出時に1ホールで記録できる上限スコアです。WHSの規則で定められています。
100切りはボギーを基準に考えると現実的になる
🔍 100切りを「ボギーの数」で分解する
「100を切る」と聞くと遠く感じても、ホールごとの目標に分解すると見え方が変わります。100切りの意味と基準を、ボギーという物差しで具体的な数字にしてみましょう。
全ホールボギーなら90、ダブルボギーは9回まで許される
🧮 パー72での100切りの計算
パー72で99以下を出すには、パーに対して+27打まで使えます。全ホールボギー(+18)でもまだ9打の余裕があるため、ボギー9回+ダブルボギー9回でちょうど99です。
図のDのように、パーが1つもなくても、トリプルボギーを減らすだけで100切りは見えてきます。逆にパーを取れても大叩きが続けば届きません。
ボギーを「失敗」ではなく「合格点」と考える理由
💬 パーを狙うほどスコアが崩れやすい
コーチとして100切りを目指す方を見ていて感じるのは、大叩きの多くが「パーを取りにいった一打」から始まるということです。ピンまで届かせようと長いクラブで無理に狙い、池やバンカー、OBにつかまる。そこからトリプルボギー以上になる流れは、とても多いと感じます。
最初からボギーを合格点にしておけば、「届かなくてもいい、安全な場所に運べばいい」という選択ができます。目標を1打下げることで、1ホールで3打も4打も失うリスクを減らせるのが、ボギー基準の最大のメリットです。
判断の目安として、私は「残り距離が自分の7番アイアンの距離を超え、グリーン手前にハザードがあるなら刻む」という線引きを提案しています。刻んでも次の一打で乗せれば、ボギーは十分に取れるからです。
「自分のパー」をボギーに置き換える考え方
💡 私がレッスンで伝えている置き換え
私は100切りを目指す方に、「コースのパー+1を自分のパーにしましょう」と伝えています。パー4は「パー5のつもり」、パー3は「パー4のつもり」で計画を立てる考え方です。
- パー4:3打でグリーン近くまで運び、2パットで「自分のパー」
- パー3:1打目は乗らなくても、寄せて2パットで「自分のパー」
- パー5:4打目でグリーンに乗せれば十分
こう考えるだけで、1打目から最大飛距離を求める必要がなくなります。この考え方を練習計画まで落とし込んだのが100切り完全ロードマップです。
ボギーを狙うときの注意点と向いていない場面
🔍 ボギー狙いにも落とし穴がある
ボギーを合格点にする考え方は有効ですが、万能ではありません。ボギーを狙っていても崩れてしまう典型パターンと、この考え方が合わない場面も正直にお伝えします。
ボギー狙いでもスコアが崩れる3つのパターン
❌ ボギーを逃す典型パターン
- 3パット:グリーンまで予定どおり運んでも、3パットすればダブルボギーです。目安は100切りに必要なパット数で確認できます。
- OBの連発:1回のOBは取り返せても、同じホールで重なると一気にトリプル以上になります。
- グリーン周りの往復:寄せでトップやザックリを繰り返すと、ボギーオンしても届きません。
❗ OBは「1ラウンド何回まで」かを決めておく
前章の計算のとおり、100切りの余裕は+27打です。OBの1打罰と打ち直しの影響を考えると、ラウンド全体で何回まで許容できるかを事前に決めておくと冷静になれます。具体的な考え方は100切りのOB許容数で解説しています。距離の見誤りが原因なら、距離計などのゴルフグッズを使うのも手です。
ボギー基準が向いていない場面もある
⚠️ こんなときは目標を見直す
- すでに安定して90台前半が出せる方:全ホールボギー=90なので、ボギー基準のままでは90切りに届きません。パーを狙うホールを選ぶ段階です。
- ラウンド経験がまだ少ない方:最初はダブルボギーを合格点にする方が気持ちに余裕を持てる場合があります。
- 短くやさしいパー3やパー5:コースによっては、無理をせずにパーを狙える状況もあります。
どの基準が合うかは人それぞれです。今の平均スコアから「+1〜2打」を目標にするくらいの柔軟さで十分だと私は考えています。
今日からできるボギーを積み重ねる準備と練習
🔍 ボギーは準備で取れる
ボギーを並べるために、特別なショットは必要ありません。ラウンド前の計画と、練習の優先順位を変えるだけで十分に近づけます。
ラウンド前にホールごとの「ボギー設計」を立てる
📋 ボギー設計の3ステップ
予約サイトやコースの公式サイトで、各ホールのパーと距離、OBや池の位置を見ておきます。
パー4なら3打目、パー5なら4打目でグリーンに乗ればよい、と逆算してクラブを選びます。
距離よりも「OBや池がない側に運ぶ」ことを優先します。考え方の型は100切りのコースマネジメントが参考になります。
ボギーにつながる練習の優先順位
💡 練習の配分は「グリーン周り多め」に
ボギーの典型は「寄せて2パット」です。ですから私は、100切りを目指す方にはドライバーよりも、100ヤード以内の寄せとパターに練習時間を多く割くことをすすめています。
独学で伸び悩んでいるなら、ゴルフスクールで寄せの基本を見てもらうのが近道です。コースに出る回数が限られる方は、シミュレーションゴルフでホールごとの攻め方を試すのも効果的です。
ゴルフのボギーに関するよくある質問
❓ Q. ボギーとダボ(ダブルボギー)の違いは何ですか?
A. ボギーはパーより1打多いスコア、ダボ(ダブルボギー)はパーより2打多いスコアです。パー4なら5打がボギー、6打がダブルボギーになります。
❓ Q. ボギーは下手なスコアですか?
A. 下手とは言えません。パー72のコースで全ホールをボギーで回るとスコアは90になり、100切りを大きく上回ります。公式なハンディキャップ制度でも、ボギーを基準にした「ボギープレーヤー」がコースの難易度を測るモデルとして使われています。
❓ Q. パー3で4打だった場合はボギーですか?
A. はい、ボギーです。ボギーはホールの長さに関係なく「パー+1打」なので、パー3なら4打、パー4なら5打、パー5なら6打がボギーです。
❓ Q. OBを打ってもボギーで上がれますか?
A. 上がれます。たとえばパー4でティーショットがOBになった場合、1打罰で打ち直しは3打目になります。そこからグリーンに乗せて1パットで決めれば5打でボギーです。
❓ Q. ボギーゴルファーのハンディキャップはいくつですか?
A. USGAとR&Aが定める世界ハンディキャップシステム(WHS)の規則では、ボギープレーヤーをハンディキャップインデックスが男性で約20.0、女性で約24.0の人と定義しています。
❓ Q. ボギーの反対の意味の用語は何ですか?
A. パーより1打少ないスコアを「バーディ」と呼びます。ボギー(+1)とバーディ(−1)は、パーを挟んでちょうど反対の関係です。
まとめ:ゴルフのボギーとはパー+1打、100切りの合格点
🎯 この記事のまとめ
- ボギーとはパーより1打多い打数。パー3は4打、パー4は5打、パー5は6打
- OBなどの罰打も打数に含めて数える
- 公式のボギープレーヤーはハンディキャップ約20(男性)・約24(女性)
- パー72なら全ホールボギーで90、ボギー9回+ダボ9回でも99
100切りに必要なのはパーではなく、ボギーを並べて大叩きを減らすことです。次のラウンドでは「パー+1が自分のパー」と決めてティーグラウンドに立ってみてください。
✅ ボギー基準の考え方が向いている人
- スコアが100〜120前後で、大叩きのホールがある方
- パーを狙ってOBや池につかまることが多い方
- ラウンド後に何を練習すべきか迷っている方
❌ ボギー基準が合いにくい人
- すでに90台前半が安定して出せる方(パーを狙う段階です)
- 初ラウンド前後で、まずはダボを目標にした方が気持ちが楽な方
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🎓 著者プロフィール
ルーフ|ゴルフWebライター・ゴルフコーチ
幼い頃から父の影響でゴルフに触れ、小2からプロを目指してゴルフスクールへ。中学から大学までゴルフ部で競技を続け、大学時代はゴルフショップとゴルフスクールで働きました。大学卒業を節目にプロの道は諦めましたが、ゴルフ歴は20年を超え、ベストスコアは67です。現在はフリーランスのゴルフコーチ・ゴルフWebライターとして活動しています。
この記事を書く理由:競技者として「ボギーで止める」ことでスコアを守ってきた経験と、コーチとして100切りを目指す方を見てきた経験から、用語の意味だけでなくスコアにつながる使い方までお伝えできると考えたためです。
📝 調査概要
- 調査対象:ゴルフ用語「ボギー」の定義、世界ハンディキャップシステムにおけるボギープレーヤーの定義とボギーレーティング
- 調査方法:公式サイト調査(USGA・R&A)/著者の競技経験・指導経験に基づく考察
- 調査実施日:2026年10月2日
- 情報の限界:日本国内のアマチュアゴルファーのボギー率などの統計データは確認できなかったため掲載していません。スコアの組み合わせはパー72を前提とした筆者の計算です。「ボギー」という言葉の由来には諸説ありますが、一次資料で確認できなかったため本記事では扱っていません。
- 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれません)
📚 参考文献・引用元
- USGA「Rules of Handicapping:Definitions」(参照日:2026年10月2日)
- R&A「Rules of Handicapping:Definitions」(参照日:2026年10月2日)
- USGA「Course Rating vs. Slope Rating」(参照日:2026年10月2日)
- 日本ゴルフ協会(JGA)公式サイト(参照日:2026年10月2日)
🏷️ 記事情報
公開日:2026年10月2日/最終更新日:2026年10月2日
※情報変更があった場合は随時更新します。

