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🎓 この記事を書いた人
🎯 結論
結論:パー70でも100切りの条件は「18ホール合計99打以下」で変わりません。パー70なら29オーバーまで許容され、全ホールボギーなら88打、ダブルボギーは11ホールまで打てる計算です。ただし「パーが少ない=やさしい」とは限らず、長いパー4の扱い方がスコアを分けます。
📋 この記事でわかること
「今度のコースはパー70らしいけど、100切りの基準は変わるの?」と迷っていませんか?この記事では次の疑問を解決します。
- パー70とパー72のコースは何が違うのか
- パー70で99打に収めるには、ボギーとダブルボギーを何ホールまで打てるのか
- パー70のほうが100切りしやすいのか、難しいのか
- スコアカードのどこを見て当日の目標を決めればよいのか
読み終えるころには、パー70のコースで自分なりの「ホール別目標打数」を作れるようになります。100切りまでの全体像は100切りまでの段階別ロードマップにまとめています。
💬 この記事の立ち位置
私は中学から大学までゴルフ部で競技を続け、現在はゴルフコーチとして指導をしています。本記事の計算・考え方は私の経験と、日本ゴルフ協会(JGA)の公開情報に基づいています。特定のゴルフ場の難易度については、各ゴルフ場の公式情報でご確認ください。
パー70とは?パー72のコースとの違い

📌 この章のポイント
一般的な18ホールのコースはパー72ですが、パー70やパー71のコースも存在します。この章では、パー70の意味と、100切りの基準がどう変わるのか(変わらないのか)を整理します。
パー70とは?18ホールの規定打数の合計
🔰 パー70の意味
パー70とは、18ホールそれぞれに設定された規定打数(パー)を合計すると70になるコースのことです。各ホールのパーは3・4・5のいずれかで、その組み合わせによってコース全体のパーが決まります。
パー72との違いはパー5とパー3の数
📊 ホール構成の例
パーの合計が変わるのは、パー3・パー4・パー5の数が違うためです。代表的な組み合わせを計算すると次のようになります。
| コースのパー | パー3 | パー4 | パー5 |
|---|---|---|---|
| パー72 | 4 | 10 | 4 |
| パー71 | 4 | 11 | 3 |
| パー70(例1) | 4 | 12 | 2 |
| パー70(例2) | 5 | 10 | 3 |
※組み合わせの一例です。実際の構成はゴルフ場ごとに異なります。
⚠️ パーが少ない=距離が短い、ではない
例1のようにパー5をパー4に置き換えた構成では、パー4としては長いホールが生まれることがあります。コース全体の距離はスコアカードで必ず確認しましょう。
パー70でも100切りの基準は「99打以下」で変わらない
🔍 基準は総打数
100切りは「18ホールの合計打数が99以下」を指すのが一般的で、コースのパーによって基準は変わりません。そのためパー70では29オーバー、パー71では28オーバー、パー72では27オーバーが上限です。100切りの定義は100切りの意味と基準でも詳しく解説しています。
パー70で100切りするための目標スコア配分
📌 この章のポイント
99打を18ホールで割ると1ホール平均5.5打です。ここではパー70で99打に収まる「ボギーとダブルボギーの組み合わせ」を数字で確認します。
パー70・71・72で許容できるダブルボギーの数
🧮 パー別の計算結果
全ホールボギーのスコアは「パー+18」です。パー70なら88打なので、99打まで11打の余裕があり、これはダブルボギー11ホール分に相当します。
99打以内に収まるスコアの組み合わせ早見表
📋 パー70の組み合わせ例
| パターン | パー | ボギー | ダボ | トリ | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| ボギー中心 | 0 | 18 | 0 | 0 | 88 |
| ダボ上限 | 0 | 7 | 11 | 0 | 99 |
| パーで取り返す | 2 | 5 | 9 | 2 | 99 |
| トリ2つを許容 | 1 | 8 | 7 | 2 | 98 |
「ダボ上限」の行が示すように、パー70ではボギーが7つしかなくても、残りをダボで収めれば99打です。トリプルボギー以上を叩くと、その分だけボギーやパーで取り返す必要があります。ボギーを取るための考え方はボギーオン率の目安と上げ方が参考になります。
ホールのパー別に決める目標打数の例
🔢 例1の構成(パー3×4・パー4×12・パー5×2)の場合
| ホール | 数 | 目標 | 小計 |
|---|---|---|---|
| パー3 | 4 | ボギー(4打) | 16 |
| パー4(短め) | 7 | ボギー(5打) | 35 |
| パー4(長め) | 5 | ダボ(6打) | 30 |
| パー5 | 2 | ダボ(7打) | 14 |
| 合計 | 18 | ― | 95 |
この目標なら95打で、99打まで4打の予備が残ります。グリーン上で3パットが続くと予備はすぐに消えるので、100切りに必要なパット数の目安もあわせて確認しておくと安心です。
パー70コースで100切りを狙うときの注意点
⚠️ この章のポイント
許容オーバー数が増えるからといって、パー70が必ずやさしいわけではありません。パー70ならではの落とし穴を確認しておきましょう。
距離の長いパー4が増えやすい
❌ 長いパー4は「2打でグリーン」が遠い
パー5をパー4として使うホールでは、飛距離に自信がない方ほど2打でグリーンに届かない場面が増えます。どの程度飛べば足りるかは100切りに必要なドライバー飛距離で確認できます。
無理に届かせようとすると、フェアウェイウッドのミスやOBで大叩きにつながります。OBを打ったときの打数計算はOBの数え方で確認できます。
パー5での「貯金」が作りにくい
❌ ボギーを取りやすいホールが少ない
100切りを目指す方にとって、パー5は3打目を短い距離から打てるため、ボギーを取りやすいホールになりがちです。パー70ではそのパー5が少ないため、「ここで1打稼ぐ」というホールが限られます。
💬 コーチとしての見方
一方で私は、パー5が少ないことを悪い面だけとは考えていません。100切り前後の方がパー5で大叩きする原因は、2打目で残り距離を欲張ってフェアウェイウッドを振り回すことにあると感じています。パー5が2つしかない構成なら、欲張りたくなるホール自体が減ります。「貯金を作るホールが減る」ではなく「借金を作りやすいホールが減る」と捉えると、パー70の見え方が変わるはずです。
オーバー数でなく総打数で考える
❗ 「今何オーバー?」を数えるときの落とし穴
パー72に慣れた方が「27オーバーまで」と覚えていると、パー70では2打分の余裕を見落とします。逆に「オーバー数に余裕がある」と気がゆるむのも危険です。ラウンド中はオーバー数ではなく、9ホール終了時の総打数(パー35のハーフなら49〜50打が目安)で進行を確認するのがおすすめです。
ベスト67のコーチが考えるパー70の攻め方
💬 この章のポイント
ここからは、私が競技ゴルフと指導の経験から考えるパー70コースの攻め方をお伝えします。どれも特別な技術ではなく、今日から意識できるものです。
長いパー4は最初から「3打でグリーン」と決める
💡 ボギーオンを基準にする
私が100切りを目指す方にまず伝えるのは、長いパー4は「パー5のつもり」で3打でグリーンに乗せればよいという考え方です。2打目は届く距離を狙わず、3打目で得意な距離が残る位置に運びます。ダボを許容できる計算があるからこそ、この割り切りができます。例1の構成で長めのパー4を5ホールすべてダボにしても、ダボ上限11ホールのうち5枠を使うだけで、まだ6ホール分の余裕が残ります。コース全体の考え方は100切りのコースマネジメントで詳しく解説しています。
パー3はグリーンの広い側を狙う
💡 パー3での大叩きを防ぐ
パー3が5つあるタイプのパー70では、パー3の出来がスコアに直結します。ピンではなくグリーンの広い側やセンターを狙い、外してもアプローチしやすい場所に置くことを優先しましょう。
計算で見ると、例2の構成でパー3を5つともダボにした場合、それだけで許容オーバー29打のうち10打を使います。パー3は距離が短い分「乗せたい」気持ちが強くなりますが、私はボギーで十分と割り切ることが、パー70では特に効くと考えています。
トリプルボギーを出さないことを最優先にする
💡 大叩きの防止が一番の近道
早見表で見たとおり、パー70ではダボまでなら11ホール打てます。つまり100切りを分けるのは、トリプルボギー以上の大叩きの数です。バンカーから出ない、林から無理に狙うといった場面では、まず確実に脱出することを選んでください。私がまとめた100切りの守りのルールも参考にしてください。
コースの難しさはコースレーティングで確認する
📌 この章のポイント
パーの数字だけでは、コースが100切りしやすいかどうかは判断できません。そこで役立つのが、日本ゴルフ協会(JGA)が定めるコースレーティングとスロープレーティングです。
コースレーティング・スロープレーティングとは?
⚖️ 2つの難易度指標
- コースレーティング:上級者(スクラッチプレーヤー)がそのティーからプレーしたときの想定スコア
- スロープレーティング:JGAの資料によると、コースレーティングとボギーレーティング(ボギーゴルファーの想定スコア)の差から算出する指標。55〜155で示され、標準難易度は113
100切りを目指す方にとっては、スロープレーティングが高いコースほど打数がかさみやすいと考えてよいでしょう。
パーの違いはコースハンディキャップで補正される
🧮 JGAの計算式
JGAによると、コースハンディキャップは「ハンディキャップインデックス×スロープレーティング÷113+(コースレーティング−パー)」で算出します。最後の「コースレーティング−パー」の部分が、パーの違いを補正する項です。
たとえばコースレーティングがどちらも70.0のコースで比べると、補正はパー70なら0、パー72なら−2です。ハンデはパーを基準にしたネットスコアをそろえる仕組みなので、総打数で見たコースの難しさは、パーではなくコースレーティングに表れるということです。100切りは総打数の目標なので、パー70かパー72かより、コースレーティングとスロープレーティングを見比べるほうが実態に合います。
100切りしやすいパー70コースの選び方
🔍 予約前に見ておきたい項目
- レギュラーティーの総距離が短めか
- スロープレーティングが113前後以下か
- OBゾーンや池などのハザードが少ないか
コースを探すときはゴルフ場予約サイトの比較が便利です。スコアを出しやすいコースの特徴は100切りしやすいゴルフ場の選び方でも解説しています。なお、JGAの資料では公式ハンディキャップの取得に倶楽部への所属が前提とされており、会員権を検討する際はゴルフ会員権業者の比較が参考になります。
パー70で100切りを目指す練習とラウンド準備
🧭 この章のポイント
ここまでの計算と考え方を、実際のラウンドで使える形に落とし込みます。準備から練習まで、順番に取り組んでみてください。
ラウンド前にホール別の目標打数を決める手順
📋 当日までの準備ステップ
練習はアプローチと100ヤード以内を優先する
✅ 3打目を寄せる力がスコアを作る
長いパー4を3打でグリーンに乗せる作戦では、3打目の精度が大切です。練習場では100ヤード以内とアプローチの比率を上げましょう。配分の例は1回100球の練習メニューで紹介しています。天候に左右されず距離感を確認したい方はシミュレーションゴルフの比較も選択肢になります。
ラウンド後はオーバー数ではなく大叩きの数を振り返る
✅ 次回につながる振り返り
スコアカードを見返すときは、トリプルボギー以上のホールがいくつあったか、その原因がティーショット・2打目・アプローチ・パットのどこにあったかを記録しましょう。原因が自分で特定しにくい場合は、ゴルフスクールの比較を参考にプロに見てもらうのも近道です。
よくある質問
❓ パー70のコースで100切りするには何オーバーまで許されますか?
29オーバーまでです。100切りは18ホールの合計が99打以下という基準なので、パー70なら70+29=99打が上限になります。パー72では27オーバーが上限なので、パーに対する許容オーバー数は2打多くなります。
❓ パー70とパー72ではどちらが100切りしやすいですか?
パーの数字だけでは決まりません。100切りの基準は総打数なので、実際の難しさはコースの距離やハザード、コースレーティング・スロープレーティングで左右されます。パー70でも長いパー4が多いコースは、パー72より打数がかさむことがあります。
❓ パー70のコースは初心者向けですか?
一概には言えません。パー5が少ない分ホール数あたりの距離が短いコースもあれば、パー5をパー4に置き換えたために長いパー4が並ぶコースもあります。スコアカードでホールごとの距離を確認してから判断するのがおすすめです。
❓ パー70のコースを全ホールボギーで回るとスコアはいくつですか?
88打です。パー70に18ホール分のボギー(18打)を足すと88になります。100切りの上限の99打まで11打の余裕があるので、ボギーを基本にダブルボギーを11ホールまで許容できる計算です。
❓ パー71のコースで100切りする場合の目安は?
28オーバー(99打)以内が条件です。全ホールボギーなら89打で、残りの10打をダブルボギー10ホール分の余裕として使えます。
❓ ラウンド前にスコアカードのどこを見ればよいですか?
ホールごとのパーと距離、使用するティーのコースレーティングとスロープレーティングの3点です。特に距離の長いパー4とパー3を事前に把握しておくと、どのホールでボギーやダブルボギーを受け入れるかを決めやすくなります。
まとめ:パー70で100切りを目指すための考え方

🎯 この記事のまとめ
- 100切りの基準はパーに関係なく18ホール合計99打以下
- パー70では29オーバーまで許容、全ボギーなら88打、ダボは11ホールまでOK
- パー5が少なく、長いパー4が生まれやすい点に注意
- 長いパー4は3打でグリーン、パー3はグリーンの広い側を狙う
- 難しさはパーではなくコースレーティング・スロープレーティングで判断する
📋 パー70のコースが向いている人・向いていない人
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| 向いている人 | ボギーとダボを淡々と積み重ねられる人、アプローチが得意な人 |
| 向いていない人 | パー5でスコアを稼いでいる人、2打目で長いクラブを多用する人 |
🧭 次の一歩
次のラウンドのスコアカードを手に入れたら、この記事の手順でホール別の目標打数を書き込んでみてください。「どこでダボを受け入れるか」が決まっているだけで、無理な一打は確実に減ります。
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🎓 著者プロフィール

ルーフ|ゴルフコーチ・ゴルフWebライター
ゴルフ歴20年超、ベストスコア67。父の影響で幼い頃からゴルフに触れ、小2からプロを目指してゴルフスクールに通う。中学から大学までゴルフ部に所属し、大学時代はゴルフショップとゴルフスクールで勤務。大学卒業を機にプロの道を諦め、現在はフリーランスのゴルフコーチ・ゴルフWebライターとして活動しています。
この記事を書く理由:競技ゴルフでスコアを組み立ててきた経験と、100切りを目指す方を指導する立場から、パーの違いに惑わされない目標設定をお伝えできると考えています。
📝 調査概要
- 調査対象:パー70のコースにおける100切りの条件、コース難易度の指標
- 調査方法:日本ゴルフ協会(JGA)公式サイトの文献調査、著者の競技・指導経験に基づく考察、スコア配分の独自計算
- 調査実施日:2026年9月19日
- 情報の限界:特定のゴルフ場のコースレーティングや距離は調査対象外です。ホール構成は計算上の例であり、実際のコースとは異なる場合があります。
- 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれません)
📚 参考文献
- 日本ゴルフ協会「ハンディキャップの使い方」(参照日:2026年9月19日)
- 日本ゴルフ協会「ハンディキャップとは」(PDF)(参照日:2026年9月19日)
🏷️ 記事情報
公開日:2026年9月19日/最終更新日:2026年9月19日
※情報変更があった場合は随時更新します。

