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🎓 この記事を書いた人

ルーフ|ゴルフコーチ・ゴルフWebライター
ゴルフ歴20年超・ベストスコア67。小2からプロを目指してスクールに通い、中学〜大学までゴルフ部。学生時代はゴルフショップとゴルフスクールで勤務。
公開日:2026年9月24日/最終更新日:2026年9月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:コンドルは「1ホールでパーより4打少ない」スコアで、パー5のホールインワンかパー6の2打でしか成立しません。海外ゴルフメディアの報道で知られる達成例は6例のみで、プロツアーでの記録は確認できませんでした。
❓ この記事でわかること
- コンドルの正確な意味と、バーディ・イーグル・アルバトロスとの関係
- パーごとに「何打なら何と呼ぶか」の早見表
- 世界で報道された6例と、その6例に共通する条件
- 「パー4のホールインワン=コンドル」などのよくある誤解
- 100切りを目指す人がスコア用語から学べること
💬 この記事の前提
ラウンド中に「コンドルって何打のこと?」と聞かれて、即答できなかった経験はありませんか。私はスクールやコーチの仕事でスコア用語を説明する機会が多く、コンドルは「言葉は知っているけれど条件を正確に言えない」代表格だと感じています。
この記事では、用語の定義は公開情報に基づいて整理し、達成例は海外ゴルフメディアの報道の範囲でお伝えします。私自身の見解はコーチとしての知見として区別して書きます。珍しい用語を知ることが、実は100切りの考え方にもつながるので、最後までお付き合いください。
ゴルフのコンドルとは?スコア用語の意味と位置づけ

📌 この章の要点
ゴルフのスコア用語は、すべて「そのホールのパー(規定打数)と比べて何打多いか・少ないか」で決まります。まずはコンドルの定義と、他の用語との位置関係を押さえましょう。
コンドルとは1ホールでパーより4打少ないスコア
🔍 コンドルの定義
コンドルとは、1つのホールをパーより4打少ない打数で終えたスコアのことです。スコア表記では「−4」となります。英語圏では「トリプルイーグル」と呼ばれることもあります。
ゴルフ規則そのものに「コンドル」という用語が定義されているわけではなく、バーディ(小鳥)から始まる鳥の名前の流れで使われるようになった呼び名です。
バーディからコンドルまで、鳥の名前で並ぶスコア用語一覧
📋 パーとの差で見るスコア用語
| パーとの差 | 呼び名 | 名前の由来 |
|---|---|---|
| +2 | ダブルボギー | ボギーの2倍 |
| +1 | ボギー | — |
| ±0 | パー | 規定打数 |
| −1 | バーディ | 小鳥 |
| −2 | イーグル | ワシ |
| −3 | アルバトロス(ダブルイーグル) | アホウドリ |
| −4 | コンドル | コンドル(大型の猛禽類) |
打数が少ないほど、より大きく・より遠くを飛ぶ鳥の名前になっていくのが特徴です。
アルバトロス・ホールインワンとの違い
⚖️ 混同しやすい3つの言葉
- ホールインワン:ティーショット1打でカップインすること。パーとの差ではなく「1打で入った」という事実を指します。
- アルバトロス:パーより3打少ないスコア(−3)。パー5の2打、パー4のホールインワンが該当します。
- コンドル:パーより4打少ないスコア(−4)。パー5のホールインワンは「ホールインワン」であり、同時に「コンドル」でもあります。
つまりホールインワンは打ち方の呼び名、コンドルやアルバトロスはスコアの呼び名で、軸がそもそも違います。
コンドルが成立する条件をパー別に整理
📌 この章の要点
「何打で入れたらコンドルか」は、ホールのパーによって変わります。そもそもコンドルが成立しないホールもあるので、パー別に整理しておきます。
パー別・打数とスコア用語の早見表
🔢 パー×打数の早見表
| ホール | 1打 | 2打 | 3打 |
|---|---|---|---|
| パー3 | イーグル(ホールインワン) | バーディ | パー |
| パー4 | アルバトロス(ホールインワン) | イーグル | バーディ |
| パー5 | コンドル(ホールインワン) | アルバトロス | イーグル |
| パー6 | −5(公式な呼び名なし) | コンドル | アルバトロス |
パー3やパー4では、どんなに少なくても1打が最少なので−4に届きません。コンドルが物理的に成立するのはパー5以上のホールだけです。
パー5のホールインワンか、パー6の2打が条件
📊 現実的な達成パターン
コンドルの達成パターンは次の2つです。
- パー5でホールインワン:400ヤードを大きく超えるホールを1打で入れる必要があります。
- パー6で2打:パー6のホール自体が非常に珍しく、国内のゴルフ場で一般的に見かけることはまずありません。
日本のコースはパー72やパー70が主流で、パーの組み立てを知っておくとスコアの見方も変わります。パー構成の違いはパー70とパー72の攻め方の違いで詳しく解説しています。
スコアカードにはどう書く?
ℹ️ 記入のルール
スコアカードに書くのは「実際に打った打数」です。パー5のホールインワンなら「1」と書き、コンドルという言葉や「−4」を書く必要はありません。パーとの差で書くのは、テレビ中継やスマホのスコア管理アプリなど、表示上の便宜にすぎません。
世界で報道されたコンドルの達成例
📌 この章の要点
コンドルは「言葉としては存在するけれど、実際に出た例はほとんどない」スコアです。海外ゴルフメディアで広く報じられている6例と、その共通点を見ていきます。
報道で知られるコンドル6例の一覧
🏢 コンドル達成例(海外報道ベース)
| 年 | 達成者 | ゴルフ場(国) | ホール |
|---|---|---|---|
| 1962 | ラリー・ブルース | ホープCC(アメリカ) | 480ヤード・パー5で1打 |
| 1973 | ディック・ホーガン | ピードモント・クレセント(アメリカ) | 456ヤード・パー5で1打 |
| 1995 | ショーン・リンチ | テイン・バレー(イギリス) | 496ヤード・パー5で1打 |
| 2002 | マイク・クリーン | グリーン・バレー・ランチ(アメリカ) | 517ヤード・パー5で1打 |
| 2007 | ジャック・バートレット | ウェントワース・フォールズ(オーストラリア) | 511ヤード・パー5で1打 |
| 2020 | ケビン・ポン | レイク・シャボット(アメリカ) | 649ヤード・パー6で2打 |
出典:Golf News Net、National Club Golferの報道をもとに作成(2026年9月24日参照)
6例に共通する「距離を縮めた条件」をコーチ目線で読み解く
💡 コーチとしての見立て
報道内容を並べてみると、パー5のコンドルは「純粋に500ヤード飛ばした」わけではなく、距離を実質的に縮める条件が重なっていると私は見ています。
- ドッグレッグのショートカット:1962年の例は、右ドッグレッグの林を越えてグリーンを直接狙ったと報じられています。
- 標高の高さ:2002年の例は「マイル・ハイ・シティ」と呼ばれるデンバーのコースで、空気が薄くボールが飛びやすい環境です。
- 硬い地面・下り傾斜・追い風:ランが大きく出る条件が、飛距離を大きく上乗せします。
ゴルフショップ時代、弾道測定器でお客様の球を数多く見てきましたが、平地でキャリーだけで400ヤードを超える人はまずいません。コンドルは技術の頂点というより「コース条件×幸運」の産物と捉えるのが実態に近いと考えます。
プロツアーで記録がないのはなぜか
✏️ 私の考察
飛距離のあるプロなら出そうに思えますが、報道されている6例はすべてアマチュアのプレー中で、プロツアーの競技での記録は確認できませんでした。
私の考えでは、理由は2つあります。1つは、トーナメントのコースはショートカットできないよう設計・セッティングされていること。もう1つは、プロはパー5で2オンを狙う際もリスクを管理し、グリーンのど真ん中ではなく「次が打ちやすい場所」を選ぶことです。1打で入れにいくという発想自体がプロの戦略にはありません。
コンドルにまつわる誤解と注意点
📌 この章の要点
コンドルは話題性が高いぶん、ネット上には不正確な情報も混ざっています。調べる中で気づいた、特に誤解されやすいポイントを整理します。
「パー4のホールインワン=コンドル」は誤り
⚠️ よくある勘違い
海外のサイトでも、パー4のホールインワンをコンドルとして紹介している例が見られます。しかしパー4の1打は−3なので、アルバトロスです。プロツアーで話題になるパー4のホールインワンも、コンドルではなくアルバトロスとして扱うのが正確です。
「達成6例」は公式統計ではない
❗ 数字の読み方
6例という数字は、海外ゴルフメディアが報道・記録を積み上げてきた結果で、ゴルフの統括団体が公式に集計した統計ではありません。記事によっては「5例」とするものもあり、2020年のパー6の例を含めるかどうかで数え方が分かれています。
記録に残らなかった達成があった可能性も否定できないため、本記事では「報道で知られる範囲で6例」と表現しています。
日本国内の達成記録は確認できない
🔺 情報の限界
日本国内でコンドルが達成されたという公式な記録は、公開情報の範囲では確認できませんでした。国内のゴルフ規則や競技運営については、日本ゴルフ協会(JGA)が一次情報の発信元です。
100切りを目指す人がスコア用語から学べること
📌 この章の要点
コンドルは夢のあるスコアですが、100切りを目指す段階で狙うものではありません。むしろ用語を「パーとの差」で理解することが、スコアの組み立てに直結します。
コンドル1回よりボギーの積み重ねが100切りの近道
🧮 コーチの計算
パー72のコースで99を出すには、パーより27打多くても大丈夫です。全ホールをボギーで回れば90、そこにダブルボギーが9ホールあっても99に収まります。
仮にコンドルが出ても、ボギーと比べて縮まるのは5打です。一方、9ホールのダブルボギーをボギーに抑えれば9打縮まります。100切りに効くのは1回の奇跡より、大叩きを減らす地道な1打だと、私はレッスンでも繰り返し伝えています。
目標スコアから逆算する考え方は100切りまでのロードマップで段階的にまとめています。
パー5で大叩きしないための考え方
🔰 パー5は「3打で100ヤード以内」
コンドルが生まれるのもパー5なら、初心者が大叩きしやすいのもパー5です。距離が長いぶん、ドライバーで無理に飛ばそうとしてOBを重ねるのが典型的な失敗パターンです。
ティーショットの考え方は100切りのコースマネジメントも参考にしてください。
今日からできる第一歩
🧭 次の行動
- 次のラウンドでは、各ホールのスコアを「パーとの差」でも数えてみる
- パー5の攻め方を、ラウンド前に1ホールずつ決めておく
- 長い番手の距離感は、天候に左右されないシミュレーションゴルフで確認する
- 自己流で伸び悩んだら、ゴルフスクールでマネジメントごと習うのも一つの方法
- パー5の多いコースで練習ラウンドするならゴルフ場予約サイトでコースレイアウトを事前に確認する
よくある質問
❓ Q. コンドルは何打で達成できますか?
A. そのホールのパーより4打少ない打数です。パー5なら1打(ホールインワン)、パー6なら2打で達成となります。
❓ Q. パー4でホールインワンしたらコンドルですか?
A. いいえ。パー4のホールインワンはパーより3打少ないので、アルバトロス(ダブルイーグル)です。コンドルはパー3・パー4では成立しません。
❓ Q. プロのツアーでコンドルは出たことがありますか?
A. 海外ゴルフメディアの報道を調べた範囲では、プロツアーの競技中にコンドルが記録された例は確認できませんでした。報道されている達成例はいずれもアマチュアのプレー中のものです。
❓ Q. 日本でコンドルを達成した人はいますか?
A. 国内での公式な達成記録は、公開情報の範囲では確認できませんでした。海外で広く知られる6例はアメリカ、イギリス、オーストラリアのものです。
❓ Q. コンドルより少ない−5のスコアに名前はありますか?
A. −5をオーストリッチと呼ぶ例がありますが、パー6のホールインワンなどが必要な理論上の呼び名で、達成記録は確認されていません。公式に定められた用語でもありません。
❓ Q. アルバトロスとダブルイーグルは同じ意味ですか?
A. 同じ意味です。どちらもパーより3打少ないスコアを指し、日本やイギリスではアルバトロス、アメリカではダブルイーグルと呼ばれることが多い言葉です。
まとめ:ゴルフのコンドルは−4の超レアスコア

🎯 この記事のまとめ
- コンドルは1ホールでパーより4打少ない(−4)スコア
- 成立するのはパー5のホールインワンか、パー6の2打のみ
- パー4のホールインワンはコンドルではなくアルバトロス
- 報道で知られる達成例は6例で、プロツアーでの記録は確認できない
コンドルは知って楽しむ用語、100切りはボギーを積み重ねて達成するものと整理しておくと、スコアの見方がぐっとシンプルになります。
✅ この記事が役立つ人
- スコア用語を正確に覚えたい初心者の方
- ラウンド仲間との会話で用語の意味を確認したい方
- パーとの差でスコアを考える習慣をつけたい方
❌ この記事では物足りない人
- ゴルフ規則の条文レベルの解説を求めている方(規則はR&AやJGAの公式情報をご確認ください)
- コンドルの達成確率を数値で知りたい方(信頼できる統計が見当たらないため掲載していません)
🎓 著者プロフィール

ルーフ|ゴルフコーチ・ゴルフWebライター
幼い頃から父の影響でゴルフに触れ、小2からプロを目指してゴルフスクールに通学。中学から大学までゴルフ部に所属し、大学時代はゴルフショップとゴルフスクールで勤務しました。大学卒業を機にプロの道は諦めましたが、ゴルフ歴20年超・ベストスコア67。現在はフリーランスのゴルフコーチ・ゴルフWebライターとして活動しています。
この記事を書いた理由:コーチとして初心者にスコアの数え方や用語を教える機会が多く、珍しい用語ほど誤解が多いと感じてきたためです。
📝 調査概要
- 調査対象:ゴルフのスコア用語「コンドル」の定義と、報道されている達成例
- 調査方法:海外ゴルフメディアの記事調査/ゴルフ統括団体の公式サイト調査/著者のゴルフ指導・ゴルフショップ勤務経験に基づく知見
- 調査実施日:2026年9月24日
- 情報の限界:著者はコンドルの達成者・目撃者への取材を行っていません。達成例は報道ベースで、公式統計ではありません。国内の達成記録、達成確率の信頼できる統計は確認できませんでした。
- 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれません)
📚 参考文献・引用元
- Golf News Net「What is a condor in golf?」(2026年9月24日参照)
- National Club Golfer「What is a condor in golf?」(2026年9月24日参照)
- 日本ゴルフ協会(JGA)公式サイト(2026年9月24日参照)
- R&A公式サイト(2026年9月24日参照)
🏷️ 公開情報
公開日:2026年9月24日/最終更新日:2026年9月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。

