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🎓 この記事を書いた人
🎯 結論
結論:ゴルフ肘の原因の多くは、手首を曲げ・指を握る前腕の筋肉(屈筋群)の使いすぎです。ゴルフでは「練習量の急増」「ダフリやマットからの衝撃」「グリップの握りすぎ」「手首に頼るスイング」「合わない道具」、さらに仕事や家事での腕の酷使が重なり、負担が肘の内側に集中します。痛みが出たら打つのをやめて整形外科で診断を受け、そのうえで原因になっている練習やスイングの癖を一つずつ減らすことが、長くゴルフを続けるための近道です。
💬 こんな悩みはありませんか
練習を頑張るほど肘の内側がズキッとする、タオルを絞るだけで痛む――100切りを目指して球数を増やした時期にこうした症状が出ると、「このまま練習して大丈夫なのか」と不安になりますよね。
私はゴルフ歴20年超、中学から大学までゴルフ部で練習を重ね、ゴルフショップとスクールでの勤務を経て、今はコーチとして趣味ゴルファーのスイングを見ています。医師ではないため診断や治療には踏み込みません。医療機関の公開情報を土台に、ゴルファー・コーチとして言える「原因の見つけ方と減らし方」に絞って解説します。100切りまでの道のりは長期戦なので、100切りまでの練習と戦略の全体像の中でも「体を壊さないこと」は土台だと考えています。
📋 この記事でわかること
- ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)とは何か、テニス肘との違い
- ゴルファーがゴルフ肘になる6つの原因
- 痛む場所から自分の原因の見当を付けるセルフチェック
- 整形外科を受診したい症状の目安
- 今日から見直せる練習・スイング・道具の予防策
読み終えるころには、「自分の肘の痛みはどこから来ているのか」を整理し、次の練習で何を変えればよいかがわかるはずです。
ゴルフ肘とは?原因を知る前に押さえたい基本
📌 この章のポイント
「肘が痛い=ゴルフ肘」とは限りません。痛む場所が内側か外側かで、負担がかかっている筋肉が変わります。まずは言葉の意味と、よく似たテニス肘との違いを整理しておきましょう。
ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)とは
🔍 ゴルフ肘の定義
ゴルフ肘とは、肘の内側にある骨の出っ張り(上腕骨内側上顆)に付く腱に、痛みや炎症が生じる状態の通称です。正式には「上腕骨内側上顆炎」と呼ばれ、ゴルフのスイング動作で痛むことが多いため、この名前が付いています(出典:大垣中央病院)。
内側上顆には、手首を手のひら側に曲げる筋肉や指を握る筋肉(前腕屈筋群)の腱が集まっています。これらの筋肉を使いすぎると付着部に微細な損傷や炎症が起き、握る・手首を曲げるといった特定の動作で痛むのが特徴とされています(出典:AR-Ex Medical Group)。
テニス肘との違いと痛む場所の見分け方
🆚 ゴルフ肘とテニス肘の比較
| 項目 | ゴルフ肘 | テニス肘 |
|---|---|---|
| 正式名称 | 上腕骨内側上顆炎 | 上腕骨外側上顆炎 |
| 痛む場所 | 肘の内側(小指側) | 肘の外側(親指側) |
| 負担がかかる筋肉 | 手首を曲げる・指を握る筋肉(屈筋群) | 手首を反らす筋肉(伸筋群) |
| 痛みやすい動作 | 強く握る、タオルを絞る、手首を手のひら側に曲げる | 物をつかんで持ち上げる、タオルを絞る |
出典:大垣中央病院・AR-Ex Medical Group・日本整形外科学会「テニス肘」の公開情報をもとに筆者が整理
💡 コーチ目線の補足
名前に惑わされないでください。ゴルファーの肘痛は内側だけでなく、外側(テニス肘型)で出ることもあります。どちらの筋肉に負担がかかっているかでスイングの見直しポイントが変わるので、私はレッスンで肘の痛みを聞いたら、まず「どちらの腕の、内側か外側か」を確認するようにしています。内側なら握る・手首を曲げる動き、外側なら手首を反らす動きと、疑う原因と直す場所が変わるからです。痛む場所別の見立ては、後半のセルフチェック表にまとめています。
ゴルファーにゴルフ肘が起きやすい理由
🔍 ゴルフ特有の負担
ゴルフは、クラブを握ったまま同じ動作を何十回、何百回と繰り返すスポーツです。しかもインパクトではボールと地面からの衝撃が手元に返ってきます。握る筋肉が常に働いている状態に、繰り返しと衝撃が加わるため、前腕の屈筋群に負担が蓄積しやすいのです。なお、ゴルフ肘はゴルファーに限らず、手首や指を繰り返し使う仕事やスポーツでも起こるとされています(参考:Mayo Clinic)。
📊 ゴルフ肘が起きる流れ
出典:大垣中央病院・AR-Ex Medical Groupの公開情報をもとに、原因の分類は筆者が作成
ゴルフ肘の主な原因:練習とスイング編
📌 この章のポイント
あなたの肘が痛み始めたのは、練習量を増やした時期ではありませんか? ゴルフ肘の原因のうち、ゴルファー自身が最もコントロールしやすいのが「練習の仕方」と「スイングの癖」です。ここでは原因①〜④を解説します。
📋 ゴルフ肘の主な原因6つ
- 練習量の急増(オーバーユース)
- ダフリや硬いマットからの衝撃
- グリップの握りすぎ
- 手首に頼るスイング(手打ち)
- クラブやグリップが体に合っていない
- 仕事・家事など、ゴルフ以外での腕の酷使
原因①練習量の急増(オーバーユース)
⚠️ 「急に増やす」が一番危ない
ゴルフ肘の根本は使いすぎです。特に注意したいのが、それまでの練習量から急に増やしたとき。コンペ前に連日打ちっぱなしへ通う、「今月こそ100切り」と1回の球数を倍にする――こうした変化に筋肉と腱が追いつかず、負担が一気に表面化します。
✏️ 部活経験から言えること
中学から大学までのゴルフ部生活で実感したのは、体への負担は「総球数」より「増やし方」と「打つテンポ」で決まるということです。休みなく連続で打つと、握る筋肉が緩む時間がありません。私がコーチとしてすすめているのは、1球ごとに構え直し、数球に1回は素振りを挟むこと。球数が同じでも肘の休む時間が生まれ、1球の質も上がります。練習頻度そのものの目安は100切りに必要な練習頻度の目安で解説しています。
原因②ダフリや硬いマットからの衝撃
🔍 地面を叩く衝撃は手元に返る
ボールの手前を叩くダフリは、クラブが地面に刺さる衝撃をそのまま手首と肘で受け止めます。打ちっぱなしのマットは下が硬く、芝のように削れて衝撃を逃がしてくれません。ダフリの多い初心者ほど、1球ごとに肘へ衝撃を溜めやすいと考えられます。
💡 見落としやすい「マットのダフリ」
ここは現場で強く伝えたいポイントです。マットの上では、少しダフってもヘッドが滑ってボールがそこそこ飛んでしまいます。本人はナイスショットのつもりでも、実はマットを叩き続けていることが珍しくありません。打った後にマットの手前に擦れた跡がないか、インパクト音が「ドン」と重くないかを確認してみてください。アイアンで肘が痛む人は、まずここを疑います。手軽な確認方法は、ボールの10cmほど手前にタオルを置いて打つことです。タオルに触れずに打てればダフリは少なく、当たってしまうなら肘をかばう前にダフリの修正が優先です。
原因③グリップの握りすぎ
🔍 握る力=屈筋群の仕事量
指を握る筋肉は、まさにゴルフ肘で負担がかかる屈筋群です。グリップを強く握るほど、その筋肉は構えからフィニッシュまで働き続けます。飛ばしたいとき、曲げたくないとき、人は無意識に握りを強くするため、ミスが続くほど肘の負担も増えるという悪循環に陥りがちです。
✏️ レッスンで使う握り圧の目安
私はレッスンで、握る力を「全力を10としたら3〜4」と伝えています。目安は、構えたクラブを誰かに先端から引っ張られたとき、スッと抜けない程度。指の付け根ではなく指で握れているかも大切です。基本の握り方はグリップの握り方の基本手順で確認できます。
原因④手首に頼るスイング(手打ち)
🔍 すくい打ち・こねる動きが負担を集中させる
体の回転ではなく腕と手首でクラブを振ると、インパクト付近で手首をこねたり、ボールをすくい上げたりする動きが出やすくなります。医療機関の解説でも、手首のスナップに頼りすぎるフォームは前腕屈筋群に過剰な負荷を集中させるとされています(出典:AR-Ex Medical Group)。
💡 右手の「押し込みすぎ」に注意
右打ちの方で右肘の内側が痛む場合、私がまず見るのは右手の使い方です。インパクトで右手首を返してボールを叩きにいく癖があると、右腕の屈筋群が毎球フル稼働します。右手は「添えて押す」役割にとどめ、体の回転でクラブを運ぶ意識に変えるだけでも負担は変わるはずです。詳しくは手打ちを防ぐ右手の使い方で解説しています。
見落としやすいゴルフ肘の原因:道具と生活編
📌 この章のポイント
練習量もスイングも気を付けているのに痛む――そんな方は、クラブとグリップ、そしてゴルフ以外の時間に目を向けてください。元ショップ店員として、道具由来の原因は意外と多いと感じています。
原因⑤クラブやグリップが体に合っていない
📋 肘に負担をかけやすい道具の状態
| 道具の状態 | 肘への影響(考えられること) |
|---|---|
| グリップのすり減り・硬化 | 滑るのを防ごうと無意識に強く握る |
| 手に対してグリップが細い | 指が余って握り込みやすくなる |
| クラブが重すぎる | 振るたびに前腕で支える負担が増える |
| シャフトが硬すぎる | しならない分、手で振って当てにいきやすい |
※筆者のショップ勤務・指導経験に基づく見解です。影響の出方には個人差があります。硬さの選び方はシャフトの硬さの選び方で解説しています。
🗣️ 元ショップ店員として伝えたいこと
ショップ勤務時代、グリップ交換で持ち込まれるクラブの多くは表面がツルツルに光っていました。滑るグリップは、本人が気付かないうちに握る力を強めさせます。練習頻度にもよりますが、触って滑りを感じたら交換を検討するサインです。新品時にあった溝や模様が薄れている、指で押しても弾力を感じないといった状態も目安になります。手の大きさに対して細すぎる人は、太めのグリップのメリットと注意点も参考にしてください。交換は工房のあるゴルフショップで、実際に握り比べて決めるのが確実です。
原因⑥仕事・家事など、ゴルフ以外での腕の酷使
🔍 肘は24時間使われている
重い荷物を持つ、工具を握る、長時間マウスを操作する、子どもを抱っこする――握る・手首を曲げる動作は日常にあふれています。ゴルフ肘はゴルフ以外の反復動作でも起こるとされており(参考:Mayo Clinic)、日常で疲れた前腕にゴルフの負担が上乗せされて発症するケースも考えられます。
💬 練習量が少ないのに痛む人へ
「週1回しか打っていないのに」という方ほど、平日の腕の使い方を振り返ってみてください。この場合、ゴルフの練習を減らすだけでは改善しにくいので、仕事や家事で休ませにくい分、練習日の前後に前腕を休める時間を意識的に作ることをおすすめします。たとえば練習日の前後だけでも重い荷物を片手で持たない、マウス操作の合間に手首を休めるといった小さな工夫です。ゴルフの負担だけを減らしても、肘が休める時間がなければ回復は追いつきにくいと考えます。
自分のゴルフ肘の原因を見極めるセルフチェック
📌 この章のポイント
原因が6つあっても、全部を一度に直す必要はありません。痛む場所と状況から「自分はどれが濃いか」の見当を付ければ、次の練習で変えるべきことが一つに絞れます。
痛む側と場面から原因の見当を付ける
🔢 痛み方別・疑いたい原因(右打ちの場合)
| 痛み方 | 疑いたい原因 | 最初に見直すこと |
|---|---|---|
| 右肘の内側、アイアンで特に痛い | ②ダフリ・④手打ち | マットの擦れ跡、右手首の返し |
| 練習の後半になるほど痛い | ①練習量・③握りすぎ | 球数と打つテンポ、握る力 |
| クラブを替えてから痛い | ⑤道具 | 重さ・シャフト・グリップの太さ |
| ゴルフをしない日も痛い | ⑥生活動作 | 仕事・家事での握る動作 |
| 左肘の外側が痛い | テニス肘型の可能性 | 左手首の使い方(受診して確認) |
※筆者の指導経験に基づく目安であり、診断ではありません。左打ちの方は左右を入れ替えてお読みください。
コーチが見る「肘を痛めやすいスイング」の共通点
💡 共通点は「体が止まって腕だけが動く」
コーチとしてスイングを見ていると、肘に負担をかけやすい人には共通点があります。それは、ダウンスイングで体の回転が止まり、腕と手首だけでボールに当てにいくことです。体が止まると、クラブを加速させる役割を前腕が一手に引き受けることになります。結果として握りが強くなり、手首をこね、ダフリも増える――原因②③④は、実は一つの動きから連鎖していることが多いのです。
自分では気付きにくい部分なので、スマホでスイングを正面から撮り、インパクトでおへそがボールを向いたまま止まっていないか確認してみてください。客観的に見てほしい場合は、コーチに見てもらえるゴルフスクールを活用するのも一つの方法です。
ゴルフ肘の注意点と受診の目安
📌 この章のポイント
原因を知ることは大切ですが、痛みを抱えたまま自己流で直そうとするのはおすすめできません。ここでは、ゴルファーがやりがちな失敗と、医療機関に相談したい目安をまとめます。
痛みを我慢して打ち続けるリスク
❌ やりがちなNG行動
- 痛みをかばって打ち続ける:かばう動きで別の部位(手首・肩)に負担が移り、スイングも崩れます。
- 自己判断で痛み止めを使って練習を続ける:痛みを感じにくくなっても、負担の原因は残ったままです。薬の使用は医師・薬剤師に相談してください。
- 自己流の強いストレッチや筋トレ:炎症がある時期は逆効果になる可能性があります。
ゴルフ肘は初期には軽い痛みでも、使い続けるほど痛みが増しやすいとされています(出典:大垣中央病院)。
整形外科を受診したい症状の目安
⚠️ 早めに相談したいサイン
- 痛みが数日たっても引かない、または強くなっている
- コップや鞄など、日常の物を持つだけで痛む
- 手や指にしびれがある
- 肘が腫れている、熱を持っている
- 転倒やぶつけた後から痛む
ゴルフ肘以外の病気やけがが隠れている可能性もあるため、自己判断せず整形外科(できればスポーツ整形外科)で診てもらいましょう。
📝 健康情報に関するご注意
本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為・診断・治療の代替となるものではありません。体調や症状に関しては必ず医師・専門家にご相談ください。
ゴルフ肘を防ぐために今日からできること
📌 この章のポイント
予防の考え方はシンプルで、原因①〜⑥を一つずつ減らすことです。ここでは、痛みがない方、または医師から練習再開の許可が出た方向けに、練習前後・練習内容・スイングと道具の3つに分けて紹介します。
練習前後の準備で前腕をいたわる
🔰 私がすすめる練習前後の流れ
※痛みがある場合は②を含めて中止し、医師の指示に従ってください。
練習量と練習環境を見直す
✅ 肘に優しい練習の工夫
- 球数は「少しずつ」増やす:急に倍にせず、体の張りを見ながら段階的に。
- 1球ごとに構え直す:連続打ちをやめるだけで、握る筋肉が休む時間が生まれます。
- 打席の状態を確認する:すり減って硬くなったマットより、状態のよい打席を選ぶ。
- 素振りと片手打ちを混ぜる:ボールを打たない練習で総衝撃を減らします。
✏️ 100球の中身を変える
私は、1回の練習を「たくさん打つ日」ではなく「確認する日」にしてほしいと考えています。100球打つなら、その半分をアプローチやハーフショットに回すだけで、フルショットの衝撃は大きく減ります。具体的な配分は1回100球の練習メニューを参考にしてください。なお、シミュレーションゴルフも多くはマットの上から打つため、ダフリの衝撃が肘に返る点は打ちっぱなしと同じです。
スイングと道具を見直す
✅ 見直しの優先順位
- 握る力を3〜4に落とす:今日から誰でもできて、効果を感じやすい。
- ゆっくり振って体の回転で運ぶ:スロースイング練習は、手打ちの修正と肘の負担軽減を同時に狙えます。
- グリップの状態を確認する:滑る・硬いと感じたら交換を検討。
- クラブの重さ・シャフトを見直す:振り切れない重さなら、ショップで相談を。
📖 肘用バンドを使ってみた感想
私自身、練習量が多い時期に、前腕に巻くタイプの肘用バンドを使ったことがあります。着けていると前腕に適度な圧がかかり、握りすぎに気付くきっかけにもなりました。ただし、バンドは負担を和らげる補助であって、原因を取り除くものではありません。ゴルフ用のサポーターやケア用品はゴルフグッズのおすすめでも紹介していますが、痛みが続く場合はまず受診を優先してください。
ゴルフ肘の原因に関するよくある質問
❓ Q1. ゴルフ肘は右肘と左肘のどちらに起きやすいですか?
右打ちの場合、クラブを握り込み押し込む役割の強い右腕の肘の内側に負担がかかりやすいと考えられます。一方、左肘の外側が痛む場合は手首を反らす筋肉の付着部に負担がかかるテニス肘型の可能性があります。痛む場所で原因の見当は付けられますが、診断は整形外科で受けてください。
❓ Q2. ゴルフ肘になったら練習は休むべきですか?
痛みが出る動作を続けると悪化しやすいため、痛みがあるうちはボールを打つ練習を中断し、整形外科で診断を受けることをおすすめします。再開の時期や方法は医師の指示に従ってください。
❓ Q3. 肘用のサポーターやバンドは効果がありますか?
前腕に巻くバンドは筋肉の付着部への負担を和らげる目的で使われます。私も練習時に使ったことがありますが、原因そのものを取り除くものではありません。スイングや練習量の見直しと組み合わせ、痛みが続く場合は医師に相談してください。
❓ Q4. ゴルフを始めたばかりの初心者でもゴルフ肘になりますか?
なります。初心者はダフリが多く、グリップを強く握りがちで、手首でボールを当てにいく傾向があるため、上級者より肘に負担をかけやすい条件がそろっています。練習量を急に増やさないことも大切です。
❓ Q5. グリップを太いものに替えればゴルフ肘は防げますか?
手の大きさに対してグリップが細すぎる人は、太めにすることで握る力を抜きやすくなる場合があります。ただし太くすれば必ず予防できるわけではなく、手首の動きやフィーリングも変わるため、ショップで握り比べてから判断するのが安全です。
❓ Q6. ゴルフ肘は何科を受診すればよいですか?
整形外科が一般的な受診先です。スポーツ整形外科があればより相談しやすいでしょう。しびれがある、腫れや熱感が強い、痛みで物が持てないといった場合は早めに受診してください。
❓ Q7. ゴルフ肘はどれくらいで治りますか?
回復までの期間は痛みの程度や腕の使い方によって個人差が大きく、本記事では目安の日数を示せません。練習再開の時期も含め、整形外科で症状を確認したうえで医師の判断に従ってください。
まとめ:ゴルフ肘の原因は「使いすぎ」と「1球ごとの負担」の重なり
🎯 この記事の結論
ゴルフ肘の原因は、前腕の屈筋群の使いすぎに、ダフリの衝撃・握りすぎ・手首に頼るスイング・合わない道具・生活での酷使が重なることです。痛みがあるなら打つのをやめて受診し、そのうえで握る力と体の回転という「1球ごとの負担」から見直すのが、私のおすすめする順番です。
- ゴルフ肘=肘の内側(上腕骨内側上顆)の腱の痛み・炎症
- 原因は①練習量の急増 ②ダフリ・マットの衝撃 ③握りすぎ ④手打ち ⑤道具 ⑥生活動作
- 痛む側と場面で、自分の原因の見当を付けられる
- しびれ・腫れ・持てないほどの痛みは早めに整形外科へ
📋 原因チェックを特に意識したい人・過度に心配しなくてよい人
| 特に意識したい人 | 過度に心配しなくてよい人 |
|---|---|
| 最近、練習量を急に増やした | 練習量が一定で、翌日に張りが残らない |
| マットの上でダフリが多い | 芝の上で薄くターフが取れている |
| グリップが滑る・細いと感じる | グリップを定期的に交換している |
| 仕事や家事で腕をよく使う | 日常で握る動作が少ない |
※当てはまらない場合でも、痛みがある方は受診を優先してください。
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🎓 著者プロフィール

ルーフ(ゴルフコーチ・ゴルフWebライター)
ゴルフ歴20年超、ベストスコア67。幼い頃から父の影響でゴルフに触れ、小学2年生からプロを目指してゴルフスクールに通う。中学から大学までゴルフ部に所属し、大学時代はゴルフショップとゴルフスクールで勤務。大学卒業を節目にプロの道を諦め、現在はフリーランスのゴルフコーチ・ゴルフWebライターとして活動しています。
この記事を書く理由:長年の競技経験と、ショップでのグリップ・クラブ相談、スクールでの指導経験から、スイングや道具が体に与える負担を具体的に解説できるためです。医学的な内容は医療機関の公開情報に基づいて記述しています。
📝 調査概要
- 調査対象:ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)の原因・症状・受診の目安
- 調査方法:医療機関・学会・海外医療機関の公式サイト調査/著者のゴルフ競技・指導・ショップ勤務経験に基づく知見
- 調査実施日:2026年9月30日
- 情報の限界:著者は医師ではなく、診断・治療方法は扱っていません。ゴルファーにおける発症率など、信頼できる国内の統計データは確認できなかったため掲載していません。原因と痛み方の対応表は著者の指導経験に基づく目安です。
- 利益相反の有無:なし(本記事に広告・スポンサーはありません)
📚 参考文献・引用元
- 大垣中央病院「上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)」(参照日:2026年9月30日)
- AR-Ex Medical Group「上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)」(参照日:2026年9月30日)
- 日本整形外科学会「テニス肘(上腕骨外側上顆炎)」(参照日:2026年9月30日)
- Mayo Clinic「Golfer’s elbow」(参照日:2026年9月30日)
🏷️ 記事情報
公開日:2026年9月30日/最終更新日:2026年9月30日
※情報変更があった場合は随時更新します。

